成長促の期 2010~2016年
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2010年には、2016年の創業20周年に向け、中期経営構想「ハルナビジョン2015」が発表されました。「顧客満足度を業界ナンバーワンとする」「利益を伴う持続的成長を求める」「ステークホルダーの皆様に満足感を与える」を骨子に、新体制がスタート。この年、創業15周年を迎えました。

21世紀の幕開けとともに、政治・経済・社会において、混迷を深めている日本に、東日本大震災が襲ったのは、2011年3月11日のことでした。この震災により発生した津波で多くの犠牲者を出し、さらに〝人災〟により、福島第一原子力発電所の事故が発生。いまだに、復興は進まず、その影響は今後においても計り知れないものとなっています。ハルナをはじめ製造業においては、エネルギー問題という新たな問題が突きつけられました。

この年、ハルナは創業15周年を迎え、それを記念して、須斎嵩氏により『はじめなければはじまらない ハルナグループ創業者青木清志の経営の神髄と温故知新』が刊行されました。

2012年、「見える化」に着手し、プラントシステムイノベーション(PSI)を構築しました。生産現場で働く社員ひとりひとりが自ら気づき、問題意識を高め、自ら改善する努力を促す仕組みとなっています。また、ハルナグループ歴史資料館を創設、群馬県高崎市が主催した「高崎ビジネス誘致キャンペーン」に参加するなど、多岐に亘る展開を試みました。

2013年は、組織再編に臨みました。4月1日より、ハルナビバレッジ株式会社を持株会社とし、新しいグループ経営体制に移行しました。また、グループ創立17年を記念し、『はじめたら、おわりはない』を刊行。青木清志が様々な方たちと対談・鼎談などを行い、今後のハルナの動向、社会のあり方・行く末を語り合いました。

2014年は、群馬県にある榛名山の麓に「ビジネススクール榛名山麓研修所」を開所しました。大きく変革する社会環境や経済環境に立ち向かうべく、ハルナグループの企業価値、社会価値の高い事業構造を構築し、未来を考察、予測し、学ぶ役割を果たします。また、ハルナジョイパックでは、自社ブローボトル成型機を導入し、稼働いたしました。